< Part3 >身近なお金の話題| 2.日本のお金はなぜきれいなのですか? |
| 海外旅行をするのと、日本のお札がきれいということを実感しますね。
なぜかというと、何よりもまず、私たち日本人がお金を大事に扱う習慣があるといわれています。また、金融機関やお金を発行する日銀が汚損したお金を回収し、新札に入れ替えることで、流通するお金の品質維持に努めていることが挙げられます。
この仕組みをもう少し具体的に説明しますと、日銀では、金融機関経由で戻ってくる皆さんの使ったお札全部について、真偽や汚損度を検査(日銀ではこのことを鑑査と呼称)し、再利用に耐えられるもののみを還流させ、そうでないものは廃棄処理することにしています。廃棄処理する割合は、一万円札で1割、五千円札と千円札は5割ぐらいとなっています。その結果、足らなくなる分は、新札が発行されます。 品質維持に努めている理由は、 (1)偽札を防止するためで、汚れたお札が多いと真偽の判定が難しくなります。また、 (2)汚損度のひどいお札は、機械の読み取りが難しくなります。CD/ATMの設置台数でわが国は世界一と言われ、自動販売機の普及も進んでいますので、こうした機械の偽札検知基準を維持しつつ、トラブルを少なくするためにも必要なのです。 |